携帯電話をはじめとして、月額利用料などが発生する通信機器の契約には、殆どの場合「審査」が伴います。具体的な審査基準については、各々の提供事業者によって異なります。又その基準は公開されていない為、「どういう状況であれば審査を通過できる」という事がわからないのも実状です。

今回、「過去携帯電話利用時の滞納履歴があった場合の、WiMAXの審査」について、考えてみます。尚、先に説明の通り、各々のサービス提供事業者の審査基準は明らかにされていません。あくまで一般的な見解としてご理解いただければと思います。実際、審査に通るかどうかについては、申し込んでみないとわかりません。

<他社の携帯電話事業者の支払い状況は共有されているか?>
この点について、例えばUQ-WiMAXの契約約款を確認してみるとわかります。その中には次のような記載があります。
「UQ契約者は、規定に基づき契約を解除した後、料金の支払いがない場合、以下の電気通信事業者からの請求に基づき、UQ契約者の住所・氏名・電話番号・生年月日・支払い状況などを通知する事に同意するものとする」
つまり、料金を滞納して契約が解除され、その後も料金の支払いがない(いわゆる料金踏み
倒し)があった場合において、他社電気通信事業者からの照会があれば、その状況を教え
ることがありますよ、という意味です。では、その他社電気通信事業者には、どのような会
社があてはまるのでしょうか? 以下がそのリストとなります。

事業者名
株式会社ウィルコム沖縄 株式会社エディオンコミュニケーションズ
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 沖縄セルラー電話株式会社
沖縄バリューイネイプラー株式会社 株式会社ケイ・オプティコム
KDDI株式会社 株式会社サジェスタム
ソフトバンク株式会社 トーンモバイル株式会社
日本通信株式会社 ニフティ株式会社
株式会社ノジマ 東日本旅客鉄道株式会社
フュージョン・コミュニケーション株式会社 プラスワン・マーケティング株式会社
株式会社ヤマダ電機 楽天イー・モバイル株式会社及び株式会社ラネット
以上の事業者の中には、auやドコモ、ソフトバンクなどの大手携帯キャリアの名前があり、
各社の間で情報連携されている事がわかります。当然ながら、それらの事業者の契約時にも、
上記のUQ-WiMAXの契約約款に書かれているような約束事があるはずですので、過去携
帯電話などで滞納履歴があった場合には、UQ側にも情報が共有されます。それが審査に
影響する事は間違いありません。

<WiMAXのサービス提供事業者が、契約の際に情報を照会する機関は?>
「一般社団法人 電気通信事業者協会」という機関がありますが、そこには以下の事業者が
登録しています。それら事業者は、自社のサービス申込者の審査を行う際、その機関へ申込
者の個人情報照会を行います。そこで、過去の滞納履歴が照会されるケースもあるよう
です。

一般社団法人 電気通信事業者協会 登録時業者名
株式会社ウィルコム沖縄 株式会社エディオンコミュニケーションズ
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 沖縄セルラー電話株式会社
沖縄バリューイネイプラー株式会社 株式会社ケイ・オプティコム
KDDI株式会社 株式会社サジェスタム
ソフトバンク株式会社 トーンモバイル株式会社
日本通信株式会社 ニフティ株式会社
株式会社ノジマ 東日本旅客鉄道株式会社
株式会社アクセル プラスワン・マーケティング株式会社
株式会社ヤマダ電機 楽天イー・モバイル株式会社及び株式会社ラネット
ウォルトディズニージャパン株式会社 UQコミュニケーションズ株式会社
汐留モバイル株式会社 フリービット株式会社
UQモバイル沖縄株式会社 ビッグローブ株式会社
TOKAIコミュニケーションズ

上記事業者の中には、UQ-WiMAXを取り扱う事業者も含まれていますので、WiMAXの契
約の際には、他社での支払い情報履歴なども照会されます。

以上の通り、他社であってもこれまでの滞納履歴などは、情報が連携されるようですので、
如何なる契約であっても、料金だけはきっちりと納めるようにしたいものです。